Lesson15 5. 履歴書のススメ

1.手書き or PCで作る?

『PCで作る』で問題ありません。
現在ではネットを通じて応募書類を提出するのが当たり前となっています。

これに伴い応募用の書類のデータ化が求められ、データの中身(履歴書・職務経歴書)もPCでそのまま作るのが一般的です。

実際は書類選考に手書きの履歴書を求められることはほぼ皆無。
書類選考時、手書きの履歴書とPC作成の履歴書で評価に差が付くことはないですが、手書きが得意な人は手書きで作成することで好印象を与え、面接官に褒めてもらえるでしょう(笑

逆に言えば、データ化できるようにさえなっていれば、手書きでもPCでも構わないということ。
自分の環境に合わせ、やりやすい方法で大丈夫です。

2.履歴書を書く際の注意点

個別の記載内容・注意点についてはこれから解説しますが、その前に!
『企業の採用担当の方は履歴書で何を見ているのか?』
選考で一番問われるスキル・経験は職務経歴書の範疇です。
では、履歴書は?

大きく分けて2点あります。

●基本情報の確認
個人情報・・・「何歳なのか」「通勤にどれぐらいかかりそうなのか」といったような基本的な情報の確認です。

●一般常識の確認

「常識」と書いてしまうと語弊がありますが、一般的に見て問題ないクオリティの履歴書であるかどうか。

記載項目・内容、誤字脱字、体裁のズレなど問題ないか。
ちゃんと問題ないかの確認をした上で提出されているかを見られます。

いずれにしても「確認」です。


「確認」である以上、間違いなく事実が書かれていることが大事なのと、履歴書はテンプレートを意識したわかりやすさが大事です。

3.個人情報~学歴・職歴

デザイナー職の場合、記載すべき内容は・・・ほぼ他の職種と変化はありません。
1枚目の注意点は「とにかく間違えない正確性」です。

【個人情報】

・各情報を「間違いなく書く」のは当たり前ですが、生年月日・年齢は特に気をつけましょう
 例え悪気がなくても「年齢詐称」は内定取り消しの要因になります。

・満年齢は、履歴書右上に記載する「履歴書記載日」を基準に考えます

・電話番号、メールアドレスの間違いにも注意!
 メールアドレスが違って、面接案内や結果が届かない・・・ということも。

【証明写真】

・なるべく最近に撮ったものを。
 使い回す場合でも、現在の印象と変わり過ぎないこと。
・特にデザイナーだとPhotoshopで顔面を補正する方もいますが、
 必要最低限(明るさ補正やゴミ取り程度)に。

もちろん「容姿のみでの判断」することは無いですが、
あまりに証明写真と違う場合は、それだけでマイナスな印象になります。

・スマホの「自撮り」でもOK

解像度でも問題なく、何度も撮りなおしができることがメリット。
あからさまに自撮りしましたという写真はNGなので、もし心配であればカメラマンに依頼しましょう。
家族や友人に見てもらうと、客観的な意見がもらえると思います。

【学歴・職歴】

・学歴は、基本的には高校以降の記載で問題ありません
(最終学歴が中学校となる方は中学校のみ記載です)

・職歴は、全て書くか、全部書かないかのどちらか!
「職務経歴書に記載」としてしまっても問題ありません。

欄の都合で後半だけ略すなど、一部だけ記載しないのはNGです。

職歴を全て書く際に注意!その1

退職理由を記載しましょう。
「一身上の都合により退社」「会社都合により退社」「派遣終了」など・・・。
大抵の場合、ツッコみます。理由は前職の辞め方によっては、採用後にも同じような理由で退職するリスクがあるからです。企業もせっかく採用するのなら長期でお願いできる人を採用したいと思っています。

職歴を全て書く際に注意!その2

履歴書と職務経歴書とで、年月日や社名(特に前株・後株)が合っていないケースが意外と多いです。
特に年月日については、西暦と平成で混乱することがあるので注意しましょう。
いっそ全て西暦で揃えてしまうほうが無難。

4.免許・資格、得意なこと、趣味、志望動機など

どんなフォーマットでもだいたい定型な1枚目に比べ、ある程度自由度のある2枚目。
「履歴書」の役割上、強くアピールをする!よりも、無難に外さずに書くことに重点を置くことをオススメします。

(ただし!志望動機だけは別です!)
特に下記で挙げる項目は記載することをオススメする項目です。

【免許・資格】

こちらはほぼどのような履歴書にもある項目です。
ご自身がお持ちの資格を記載しましょう。

・記載漏れに注意!
 意外と漏れがあるもので言えば・・・自動車免許、TOEICなど。
 ちなみに、英検や漢検は3級以下は記載しなくても大丈夫でしょう。

・受賞歴も!

受賞歴がある方は、この欄で構わないので受賞歴も記載するようにしましょう。
その際は、【受賞歴】等、わかりやすいように一文入れておくと○です。

【志望動機】

基本的には必須の項目ですが、職務経歴書にまとめてしまってもOKです。
志望動機の書き方については、また別の記事で解説します!

【趣味・特技】

たまに面接時の質問のネタになります。
趣味の内容によって合否ということはまずないですが、コミュニケーション力などを見るための質問として取り上げられることがあります。ですので、ちょっと踏み込まれても大丈夫なような準備をしておいた方が無難です。

・大会等への参加歴を書く!
 もちろんアマチュア向けの大会でも全然問題ありません。

──
例)
趣味:マラソン
週2回程皇居周辺でのランニングをしている他、2014年は東京マラソンに参加、完走しました。
──

・「読書」や「映画鑑賞」でもOKです
ただ「読書」と書くのではなく、どんなジャンルやどんな作者が好きなのかを盛り込まれることをオススメします。

【得意な職務領域】

オススメ自由項目です。
デザイン業務や制作業務の一環で、特に自分の得意なことを記載しましょう。
可能であれば、その会社で入社後に任されるだろう業務に含まれることをピックアップすると印象は更に良いです。

【スキル・使用可能アプリケーション】

職務経歴書にも記載する人が多いかと思いますが・・・

【健康状態】

これもフォーマットに含まれている場合が多い項目です。
重視する度合いは企業ごと様々ですが、念のため記載をしておいた方が無難です。
特記事項を記載する際のポイントしては、「就業に影響があるかどうか」です。

・現在も通院している
・定期的に服薬などの必要がある
・特定の業務などに支障がある
・過去に発症歴があり、現在症状はないが注意が必要である
 など

逆に完治したものや、通常の虫歯、明確な症状のないメタボ診断などは記載不要でしょう。

【希望記入欄(職種・給与・入社タイミングなど)】

フォーマットによって若干の違いはあるものの、やはりベーシック内容でしょう。

・職種
・希望年収

応募先の企業の求人詳細をある程度意識して記載をしましょう。

──
例)
職種名が「デザイナー」で求人が出ている
→グラフィックデザイナーではなく、「デザイナー」と記載する
──

・入社タイミング
 在職中の場合は「内定後○ヶ月後」と記載することになります。

【その他(最寄り駅、通勤時間、扶養の有無など)】

入社タイミングで申告が必要な事項ですので、ありのままに記載しましょう。

・最寄り駅/通勤時間の書き方
通勤時間は、電車に乗っている時間ではなくドアtoドアの時間を記載しましょう。
また、遠方に住んでいるなど、内定後に引っ越す予定の方は、勤務時間などの欄にその旨を記載しましょう。
あくまでも目安程度で問題ありません。